Tales of the Arabian Nights No.5「アレクサンドロス大王の汗は乳香の芳」

4000年以上前から取引され、世界で最も古い交易品の一つとされる「乳香」には4000年の歴史と浪漫があります。Tales of the Arabian Nightsでは、乳香にまつわるヒストリー、カルチャー、ウェルネスなど、ちょっとしたエピソードをアラビアンナイトのように物語っていきます。

わずか10年たらずで世界を征服した、アレクサンドロス大王(3世)の短くも華々しい生涯は、今でも多くの人々を魅了してやみません。 

その理由は、精悍な顔立ちと容姿にあります。それに加え、戦術の天才。さらには、大王の汗は「乳香」のいい香りがしたそうです!

当時から香りは非常に重要視されていました。アレクサンドロス大王は日頃から黄金よりも高価な乳香を湯水のように焚いていました。それこそ王たる者の生き方。 

現代にも語り継がれる、かっこよくて、強い大王の神々しいイメージは、巧みなイメージ戦略によるものでした。アレクサンドロス大王は、大衆に英雄というイメージを印象付けるため、とても気を遣っていました。自らが才能を認めたギリシャの偉大な宮廷画家アペレス以外に肖像画を書く事を禁止しています。

紀元前からリーダーのイメージ戦略は、現代と変わらず、とても重要だったようです。

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