4000年以上前から取引され、世界で最も古い交易品の一つとされる「乳香」。Tales of the Arabian Nightsでは、乳香にまつわるヒストリー、カルチャー、ウェルネスなど、ちょっとしたエピソードをアラビアンナイトのように物語っていきます。
ELSĪWAHのロゴは、ポンペイで出土した「アレクサンドロス大王とペルシャ王ダレイオス3世のイッソスの戦い」のモザイク画にインスピレーションを受けています。
アレクサンドロス大王(在位:紀元前336年〜紀元前323年)は歴史上最も知名度の高い人物の一人でしょう。わずか10年で当時知れうる限りの世界の大征服を成し遂げ、32歳の若さで忽然と世を去った彼は、現代でも人々を惹きつけてやまない、魔力のような輝きを放つ存在です。
アレクサンドロス大王の東方遠征につれ、誕生した東西文化の融合をヘレニズム文化といいます。紀元前4世紀から始まり、それに伴ってギリシャ文化が地中海世界や古代ローマ、ペルシャ、エジプト、中央アジア、インドまで広がり、それらの地域の文化や言語に大きな影響を与え、オリエント文化と溶け合った独特の新しい文化が発達しました。インドではガンダーラ美術を生み、シルクロードを渡って中国、日本にも伝えられました。この時代には、ギリシャと東方の文化との間での相互交流が活発に行われ、新しい哲学、科学、芸術のアイデアが生まれ、世界史に多大な影響を与えたと言われています。大王が大好きだった乳香も東方遠征と一緒に東亜に伝来しました。
アレクサンドロス大王はマケドニアから東へヘレニズムを、ELSĪWAHは日本の地から西へ口腔美容を伝えて行きます。